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木嶋神社(蚕の社)
所在/京都市右京区太秦
木嶋坐天照御魂神社
(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)
祭神は、天御中主命・大国魂神・穂々出見(ホホデミ)命・鵜茅葺不合命
「天照御魂神」とは諸説あるが、『葛野郡神社明細帳』では、この祭神の他に爾々芸(ニニギ)命を、『神社志料』では、天火明(ホアカリ)命のこととしている。
火明命=ホホデミ命である。
また、火明命=ニニギ命とした神社もある。
大宝元年(701年)以前から祭祀されていたとされる。
本殿東側に、織物の始祖を祀る蚕養(こかい)神社があることから、蚕の社(かいこのやしろ)として広く知られている。
・神社のある森が「元糺の森 (もとただすのもり)」
●三柱鳥居(みはしらとりい)
二辺が冬至・夏至の線に一致していて、 対する一面が秦氏の古墳に面しているという。
・原始キリスト教の造化三神「御父と御子と聖霊」を表現しているという説がある。
●元糺の池
「糺」は「正しくなす」「誤りをなおす」という意味。身に罪や穢れがあるとき、この池は禊(みそ)ぎを行なって心身を清める場所で、土用の丑の日にこの池に手足を浸すと、諸病にかからないという信仰があった。
四季を通じて清らかな水が湧き出ると云われているが、なぜか、五年ほど前から水がわき出してこなくなったという。

・秦氏にかかわる稲荷山、松尾山、および、双ケ丘の遙拝所だという説があるが、三柱鳥居はここだけではない。


和多都美神社
わだつみ
          
祭神 彦火火出見尊(ホホデミ尊・山幸彦)
豊玉姫命
(海神豊玉彦命の娘)
由緒 當社は海宮の古跡なり(竜宮城のこと)
古くは海神豊玉彦命此の地に宮殿を造り住み玉ひ、御子に一男二女在して、一男を穂高見命と申し、二女を豊玉姫命、玉依姫命と申す。

ある時、彦火火出見命、失せし鉤を得んと上國より下り玉ひ、

此の海宮に在す事三年にして、終(ツイ)に豊玉姫を娶り配遇し玉ふ。
良有て鉤(ハリ)を得、又上國へ還り玉ふが故に、宮跡に配遇の二神を齋(イツ)き奉りて和多都美神社と號す。
社殿を距る凡二十歩にして、豊玉姫の山陵、および、豊玉彦命の墳墓あり。

三柱鳥居
3本の柱に囲まれた「磯良恵比寿」と呼ばれる「安曇磯良の墓」(伝承)
潮が満ちてくると鳥居は海水に浸される

ここには三柱鳥居が二つのあり、もう一方が豊玉彦(ホホデミ)命の墳墓と伝承されている。
これ以外の三柱鳥居 『神山三柱鳥居』徳島県名西郡神山町 神山スキーランド内)
大神(おおみわ)神社・奈良県桜井市
穂積三柱鳥居・岐阜県武儀郡洞戸村
大和三柱鳥居・岐阜県郡上郡大和町
『三囲神社』(東京都墨田区向島)

オオカミ 三柱鳥居とはなにか?


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