竜王山・ 権現山・東山
■⇒磐座神社
所在/兵庫県相生市矢野町・磐座神社背後の山
⇒ 竜王山 - 権現山250m - 東山(高巖山)278.1m  ●三ツ星配置図 ■磐座神社

磐座神社の背後にそびえる山が権現山(左)

天から神が降りたという伝説上の巨岩があり、
地元では、露出した巨岩を「天狗岩」と呼び、朝な夕なに拝んでいた。
竜王山

巨石の下に祠がある
奥の院・龍王社
阿弥陀三尊像と十一面観音像が祀られている

側面
権現山 250m
権現山と天狗岩
権現山山頂
東山(高巖山)278.1m
左の峰が北峰
東山山頂三角点



北峰
●三ツ星配置図
自然の山を取り込んだきれいな三ツ星配置になっている。
造化三神 当初に祭られていた祭神は、・大国主命・倉稲魂神・秦河勝とされる。
この中の、倉稲魂神(ウカノミタマ)は、日本神話に登場する神。『古事記』では宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、
『日本書紀』では倉稲魂尊(うがのみたまのみこと)と表記する。
『古事記』では、スサノオの系譜において登場し、スサノオとカムオオイチヒメ(オオヤマツミの娘)との間に生まれ、大年神は兄としている。
『日本書紀』では本文には登場せず、神産みの第六の一書で、イザナギとイザナミが飢えて気力がないときに産まれたとしている。
これからして、倉稲魂神(ウカノミタマ)は、国津神系であり、磐座神社は国津神系の神社である。
最後の秦河勝は六世紀の人物であり他の神々と時代が異なり、大辟神を具体的に表現したものと推察できる。
この三者は、造化三神を表わしている。
竜王山ー権現山ー東山(高巖山)の三峰に祀られていたものが、里の神社に降りてきた。
この三峰は、ピラミッド山を踏襲して配置されているが、ピラミッドラインの末端の磐座でピラミッドではない。

■⇒磐座神社


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