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しどり
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所在/兵庫県朝来市生野町円山字下代
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倭文神社/生野町円山 |
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祭神 |
天羽槌雄神(あめのはずちのおかみ) |
起源 |
和銅五年(712)の創建という |
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正徳三年(一七一三)社殿を修造し遷宮式を行つたとき、偶然、下流から鮭が遡ってきました。
村人達は、これをめでたい前兆として喜び鮭の宮とゆぶようになりました。(通称 鮭の宮)
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境内社 |
秋葉神社 |
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祭神名・天羽槌雄神の「槌(つち)は土」で、「土地」を意味し、
雄神は大神であり、
天羽はアハで、阿波と読み取れる。
すなわち、「阿波の土地の大神」を意味している。
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倭文(しとり・しずり・しどり)神社は日本全国にある。
機織の神である建葉槌命(タケハツチ。天羽雷命・天羽槌雄・武羽槌雄)を祀る神社で、建葉槌命を祖神とする倭文氏によって祀られたもの。
その本源は、奈良県葛城市の葛木倭文坐天羽雷命神社とされる。
だが、絹織物の技術は仁徳天皇により導入振興されたとされるけれども、崇神天皇期(10代)にその創始を唱える倭文神社もある。
倭文(しどり)氏の遠祖とされる。 |
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祭神名の天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)は、大神を雄神と表記したものらしい。
天羽槌(あめのはづち)は、天羽雷命(あめのはづち)・倭文神(しとりのかみ)・倭文神(しずのかみ)とも呼ばれる。
天照大神を天の岩戸から誘い出すために、文布(あや)を織ったとされる。
文布は倭文布とも倭文とも書き、「シドリ」また「シヅリ」という織物である。
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祭神名の「槌(つち)は土」で、「土地」を意味する。
天羽槌は「アハの土地」と読み取れ、「阿波土地大神」を意味している。
建葉槌命は「ダケはツチ」で、スサノオの建速スサノオと同じ形の名前。
同じ岩戸隠れで、穀・木綿などを植えて白和幣(にきて)を作り、紡績業・製紙業の神となったのが、天日鷲神で、別名が「麻植(おえ)の神」。
天羽槌雄神は、『古語拾遺』のみに登場する神である点からして、天日鷲神、四国阿波に関係した神である。
阿波・忌部氏の祖神が天日鷲神であり、倭文(しどり)氏も忌部氏の一派と思われる。
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鷲の磐坐⇒岩屋観音
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倭文神社と岩屋観音は16方位線上にある
鷲の磐坐⇒岩屋観音 |
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神代の残像/但馬 |