浦嶋神社
 所在/京都府与謝郡伊根町本庄
丹後半島の伊根町本庄178号線沿いにある。
祭神・浦嶋子
延喜式神名帳に「宇良神社」と記されている。
浦島神社・浦島大明神などと呼ばれる。
浦嶋子の伝説
時は人皇二十一代雄略天皇の御代二十二年七月七日、当地の漁師浦嶋子(うらのしまこ)は沖に出て釣りをしていましたが、不思議なことに三日三晩一匹の魚も釣れませんでした。諦めて帰ろうと竿を上げるとそこに五色の大きな亀が現れました。
亀を眺めるうちに眠りについてしまった浦嶋子が目覚めると、亀は美しい乙姫の姿に変わっていました。二人は常世の国(龍宮城)へ赴き楽しい日々を過ごしましたが、里心のついた浦嶋子は三十三代淳和天皇の御代になって故郷に還って来ました。
常世の国へ赴いてから三百四十七年が経過していました。

浦島伝説は丹後半島の西側・網野では、住吉の水の江の島子として『万葉集』に記載されている。
筒川の浦島伝説は『日本書紀』雄略紀。
丹波国の余社郡の菅川の人瑞江宇良島子、舟に乗りて釣す。大亀を得たり。便に女に化為る。
是に浦島子、感りて婦にす。相遂ひて海に入る。蓬莱山に到りて仙衆を歴り覩る。
『丹後国風土記』にも同様の話が詳細に載っている。
筒川の嶼子は、仙都で亀比売の夫として三年の歳月を過ごし、帰ると三百年の月日が経っている。

付近案内図   ⇒広域地図

岳山
 所在/京都府与謝郡伊根町 標高450m
丹後半島最北の岳山。
山頂に自衛隊の施設がある。



山頂まで道路があるが進入は出来ない。
YouTubeービデオがスタートした正面が岳山です丹後半島北部・犬ヶ岬方面から経ヶ岬へ

付近案内図   ⇒広域地図


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神代の残像・但馬丹後
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